『妄言師@無銘の銘柄.jp』アーカイブ

2019年1月まで更新していた、はてなダイアリー『妄言師@無銘の銘柄.jp』を保管しています。

文学・読書

金曜日の楽しみ

ソニーの『Reader Store』は毎週金曜日に新刊の配信を行なつてゐる。妄言師の読みたい本が電子化されてゐるかをチェックするのが最近の楽しみになつてゐる。今週は『DRAGON BALL』が全巻電子化された。 昨日からソニー製品以外のAndroid端末にも対応を始めた…

村上春樹、ノーベル賞受賞ならず

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20121011-OYT1T01273.htm?from=main1 この人は何だかだで獲れないやうな気がするよ。

ソニ−『Reader』新機種発表

妄言師が購入したPRS-T1の後継機種・PRS-T2が21日に発売される。 旧機種との違ひは価格が1万円を切つたこと、充電池持続時間が長くなつたこと、本体の重さが4g軽くなつたこと、内蔵メモリの使用可能領域が 0.1GB 減つたこと、そして音楽機能が削除されたこと…

第147回芥川賞・鹿島田真希『冥土めぐり』

三冠王*1達成は笙野頼子さん以来2人目! すでに単行本化されてゐたので、慌てて買ひに行つた。 追記。舞城王太郎さんは覆面作家を止めない限り受賞はないだらう。 *1:芥川龍之介賞・三島由紀夫賞・野間文芸新人賞。

コネ大歓迎〜岩波書店の採用試験

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120202-OYT1T00976.htm?from=main7 コネクションを築くコミュニケーション力があるか・・・といふ意味でこの条件を付けてゐるのだとしたら、ひとつの考へ方としてはわかるのだけど・・・。

NHK-BS『週刊ブックレビュー』終了へ

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120117k0000e040210000c.html かういふ番組こそ続けていくのが公共放送の使命だと思ふが・・・。

まもなく発表、第146回芥川賞

またもや受賞者無しの悪寒。 追記。円城塔さんと田中慎弥さんとが受賞。かたや東大大学院卒、かたや工業高校卒、同い年でも対照的な2人だ。 『文藝春秋』はエリートと雑草といふ売り方をするのかな。

ロシア文学者の藤沼貴、死去

http://www.yomiuri.co.jp/national/obit/news/20120116-OYT1T00754.htm 10数年ぶりにトルストイの『戦争と平和』を読み返してみたいと思つてゐた矢先の訃報。積ん読にしてゐた藤沼訳(岩波文庫)を読まう。 合掌。

けふは憂国忌

日付変はつてるぢやねえか!! 今年もよく晴れてゐた。それだけ。

岩波新書・岩波ジュニア新書、電子書籍化

http://mainichi.jp/select/biz/it/news/20111108k0000e040083000c.html 価格が紙の書籍と同じなんて暴利もいいところだ(w

フランシスコ会訳『聖書』発売

8月15日発売のはずだが、先ほど予約をした書店から「入荷した」といふ電話があつた。 MUFGプラチナのデビュー戦はコレにしよう。

第145回芥川賞・・・該当作なし

本谷有希子さんか山本ナオコーラさんのいづれかが受賞するかと思つたのだけど。

フランシスコ会訳『新約聖書』

数日前に“8月に旧約との合本が出る”と書いたのだが、合本が出る際に新約の訳も改訂されるかもしれないので*1、現行のものも手元に置いておかうと思ひ、仕事帰りに銀座に教文館によつて購入した。 緑のカヴァーのB6判と赤いカヴァーのA6判との2種類があるのだ…

フランシスコ会訳『聖書』

訳文の読みやすさで定評があるのだが、新約しかないために買ふのを躊躇つてゐた。 ネットを泳いでゐたら、8月に旧約との合本が出るとの情報を得た(下記アドレス参照)。 http://www.sanpaolo.or.jp/cn68/index.html#bible なんとも楽しみである。

小西甚一『基本古語辞典』復刊

新聞の広告がたまたま目に入り、思はず「ウォ!」と声を出してしまつた。 さういへば、まだ『明鏡国語辞典』の第2版も買つてゐないゾ。新常用漢字に準拠した『漢字源』も欲しいし・・・。 追記(4月18日)。古語辞典を買つたゾ!

第144回芥川賞発表

完璧に忘れてゐた・・・。 朝吹真理子さんと西村賢太さんとが受賞。 直木賞も2人受賞。4人も受賞者を出して胴元(文藝春秋)の財布は大丈夫?

新潮社の二股膏薬

“コミック10社会” の一員として石原都知事が実行委員長を務める『東京国際アニメフェア』へのボイコットを表明する一方で、新潮文庫の『太陽の季節』は新装版(改版)を発売。

三島由紀夫、没後40年

けふ憂国忌は晴れの特異日なのだが、午前中は陽が差してゐたものの曇りがちの天気。これから夜中にかけて雨が降り出すとのこと。 改版をした新潮文庫『花ざかりの森・憂国』を買つた。 新潮文庫の三島作品と云へば、上の画像のやうな白地に灰色と橙色との明…

村上龍が電子書籍の会社を設立

つまりは人気作家のFA宣言といふことだ。今後はこの流れが定着するやうな気がする。

水嶋ヒロ、ポプラ社小説大賞を受賞

http://www.asahi.com/culture/update/1101/TKY201010310356.html ネット上では “出来レース” とのコメントもあるけれど、“作家は作品が全て” であり、いづれ刊行される本を読んで評価するしかない。

今年のノーベル文学賞

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101008k0000m040049000c.html 村上春樹さん、今年も授賞ならず。

理論社、民事再生法適用を申請

http://mainichi.jp/enta/art/news/20101007k0000m040110000c.html 8月に文春文庫版の森絵都著『カラフル』を読んだのだが、こんなことになるのなら理論社版にすればよかつた。

芥川賞作家・三浦哲郎、死去

http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201008290063.html 代表作『忍ぶ川』は大学の授業で読まされた。『忍ぶ川』と『初夜』とは面白いけれど、そのあとの連作が次第に鬱になる。 新潮文庫では『忍ぶ川』の連作のほかに短篇の『驢馬』が収められてゐる。こ…

森絵都著『カラフル』

もしかすると、今年はじめて読了した小説ではないか。 まもなくアニメ映画が封切りのため、予習のつもりで東北本線に乗つてゐるとき暇つぶしに読んでゐた。すべての問題が解決されたわけではないといふところが面白かつたので、もう一枚前売り券を買ふつもり…

まもなく発表、第143回芥川賞

鹿島田真希さんの三冠なるか? 追記。赤染晶子さんの『乙女の密告』が授賞。妄言師と同じ昭和49年生まれだ*1。妄言師はすこぶる具合が悪いので、もう寝る。 さらに(寝る前)に追記。直木賞は中島京子さんの『小さいおうち』が授賞。ほら、冲方丁さんの授賞…

劇作家つかこうへい、ガンに死す

http://www.sanspo.com/geino/news/100712/gnj1007120505007-n1.htm 『北区つかこうへい劇団』を作つたときは「この劇団からNHK大河ドラマの主役を出す」などと言つてゐたけど、つひに実現することなく逝つてしまつた。 合掌。

民族学者の梅棹忠夫、死去

http://www.asahi.com/obituaries/update/0706/OSK201007060103.html 梅棹さんと云へば、岩波新書の超ベストセラー『知的生産の技術』の著者として有名だ。一時期実践してはみたが、長く続かなかつた。 合掌。

第143回芥川賞候補作

鹿島田真希さんの『その暁のぬるさ』が候補になつてゐる。もし授賞したら笙野頼子さんに次いでの純文学新人賞の三冠王*1になるゾ。 *1:芥川龍之介賞・野間文芸新人賞・三島由紀夫賞(設立順)の3つ。

冲方丁著『天地明察』が第143回直木賞候補に

http://www.bunshun.co.jp/award/naoki/index.htm SF出身*1でも候補ぐらゐにはなれるのか。 でも授賞はないだらう。天下の直木賞が “打倒!直木賞” と宣ふ 『本屋大賞』 の後追ひなんて出来るか? *1:むかし読んだ筒井康隆さんのエッセーに書いてあつたが、…

小田実の全集が電子書籍に

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20100616bk01.htm “電子化&オンデマンド”・・・・・・思ひ切つた試みだ。品切れ・絶版になつてゐる個人全集もこんな形で復刊してくれるとイイナ*1! *1:全巻揃へられなかつた新潮社版『吉行淳之介全集』の復刊を希望。