ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所
仙台駅から仙山線に乗り山の方へ行くと、黒い雲が空を覆ふ。最寄りの作並駅に着く頃にはポツリと雨が降つてきた。
土曜日だつたので、作並駅からシャトルバスに乗ることが出来た。気持ちを高めるために中島みゆき『麦の唄』を聴き、一曲終はる頃に蒸溜所に到着。
見学の途中でゲリラ豪雨に見舞はれた。蒸溜所で用意してあつた傘はあまり役に立たず、肩から袖が濡れてしまつた。
無料試飲のウイスキーはいふまでもなく美味しかつたが、なによりも水割り用の新川の伏流水が冷たくて、これが一番美味しかつた*1。
売店ではフルム・ザ・バレルが『樽出し51度ウイスキー』といふ名前で売られてゐた*2。目当ての『伊達』が売つてゐなくて落ち込む*3。