『楽園追放 −Expelled from Paradise−』
横浜ブルク13にて21時45分の回を鑑賞。映画館限定のブルーレイは完売と聞いてゐたが、まさかパンフレットまで売り切れてゐたとは・・・。○| ̄|_
CGアニメと云へば立体的な3D、2DのCGアニメと云へばチープなFlash・・・・・・妄言師が抱いてゐたCGアニメーションのイメージを根底から覆した良作。『SHIROBAKO』で描かれた “CGアニメーターに仕事を取られるのではないかと危惧する手書きアニメーターの悩み” があらためて理解できた。
以下思ふことを適当に。
序盤で乳首券発動、でもあまり嬉しくない(w
主役の二人の出会いはユパ様を助けるナウシカのオマージュか?
終盤のバトル*1、ヒロインの形相が『エヴァ』のアスカと重なるがこれもオマージュか?
『王立宇宙軍オネアミスの翼』から27年、CGアニメが手描きの庵野秀明さんに追ひついた・・・・・・ロケット発射の場面に思ふ。
ヒロインの衣裳など、ライムグリーンが効果的に用ゐられてゐるが、演出で参加してゐる京田知己さんの趣味だらうか*2。
続篇が作れさうな終はり方だけど、あのキャラが帰つてこないと“楽園”に勝てさうにないなあ。
虚淵玄さんの作品は難解な設定ばかりだから説明台詞が多い。台詞を極力省いて描写で見せられたら超一流なのだが・・・。
*1:これは是非、映画館で観て欲しい。ていふか地上波や無料BSではポケモンショックを防ぐために映像を加工しないと放送できない。
*2:監督作『交響詩篇エウレカセブン』でもこの色が作中に用ゐられてゐる。