『アニメギガ』ゲスト：原恵一

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲』に多くの時間を割き、27歳の若さでチーフ演出を任された『エスパー魔美』、そして最新作『河童のクゥと夏休み』が取り上げられた。
『オトナ帝国』は『アニメ夜話』でも取り上げられたので、『嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦*1』の話を聴きたかつた。ヒロシが靴の臭ひで記憶を取り戻す場面、「古き良き日本映画の影響」と木下恵介監督の名前を挙げたけど、妄言師はあの場面を観たとき野村芳太郎監督の『砂の器*2』が脳裏に浮かんだ。

*1:宮崎駿監督の『カリ城』、押井守監督の『うる星2』とともに、“監督の個性が原作を凌駕し、その原作アニメ作品との訣別を余儀なくされた作品” として後世語り種になる。

*2:親子が全国を行脚する場面。