『妄言師@無銘の銘柄.jp』アーカイブ

2019年1月まで更新していた、はてなダイアリー『妄言師@無銘の銘柄.jp』を保管しています。

『レ・ミゼラブル 少女コゼット』〜世界名作劇場、復活

http://www.nippon-animation.co.jp/lesmise/
名劇後期のころ、新聞の投書で「アジアの作品も取り上げて欲しい」といふ声を何度か目にしたことがある。今度もまた西洋ものか・・・。○| ̄|_
絵柄が名劇らしからぬのが気になるが・・・是非地上波でも放送して欲しい。
レ・ミゼラブル (1) (新潮文庫)
レ・ミゼラブル〈1〉 (岩波文庫)
原作は、小学生のころに子ども向けの縮約版、大学1年生で岩波文庫、3年前に新潮文庫で読んだ。これから読む人に忠告するが、この小説を『ジャン・ヴァルジャンの物語』だと思つて読まない方がいい。19世紀のフランスの社会・風俗などを延々と綴つた読み物で、その合間にジャンの物語が挿入される・・・さういふ作品だと割り切れば、なんとか読破できるかも。マリウスがジャンに謝罪するラストシーンと、長編を読み切つたといふ自分自身への感動で、『セカチュー』よりは必ず泣けます(w