『バケモノの子』
TOHOシネマズ川崎にて20時45分の回を鑑賞。レイトショーなのに親子連れ*1がゐた。映画が終はるのは23時ごろ、そんな時間までこどもを連れ歩くなんて、親の程度が知れるし、こどもはろくな育ち方はしないゾ。
異世界を舞台にするには、その世界の説明にある程度時間を割かなければならない。そこがとても退屈だつたが、途中からは面白くなつた。
俳優を起用した主要キャストの演技は悪くなかつた。特に荒くれ者の熊徹を演じた役所広司さんが良く、豪快さが『三匹が斬る!』の千石(久慈慎之介)を思ひ出させる*2。九太(少年)役の宮崎あおいさんも萌える(w また、九太・熊徹を助ける百秋坊役のリリー・フランキーさんも良かつた。
メルヴィルの『白鯨』を読んだら、もつと作品を味はへるかも。もう一度観る前に挑戦しようかな*3。