『軍師官兵衛』最終回
どこか駆け足感が漂ふラストだつた。
前回登場した春風亭昇太さんはもう少し出番があるのかと思つたら何もなかつた。それぢやダメぢやん(w
長政と又兵衛との確執はもう少し描いて欲しかつた。劇中では “長政は父・如水を越えた” といふ事になつてゐるが、その後の又兵衛への仕打ちをを見ればとてもさうとは云へず・・・。
恵瓊が斬首されるときの断末魔は「やまじ」と言ふだらうと期待してゐたが、そんなシーンは無かつた*1。
主役の岡田准一さんが素晴らしかつた。ジャニーズ出身で “役者” として評価できるのは、この人と本木雅弘さんぐらゐではないか*2。
来年の『花燃ゆ』は女性が主役。女性を主役に据ゑるとスペクタクルがなくなるからあまり期待はしてゐない*3。京都の情勢なんて主役の女性は関係ないし*4。前半の主役は吉田松陰役の伊勢谷友介さんなのだらう。