『ハピネスチャージプリキュア！』第42回

『ハートキャッチプリキュア！』同様、三幹部たちは過去を描かれずに退場することになつた。このあとは主人公であるめぐみの物語になるさうなので、三幹部たちのことで尺はとれないだらう。『ハート〜』の時は山田隆司さんの構成の拙さと思つてゐたが、どうやら演出サイドの意嚮だつたやうだ。山田さん、今更ながら御免なさい。幹部たちの悲しみをきちんと描いた上でプリキュアが愛を説かないと、彼女たちの言ひ分が空疎なものになつてしまふ。三幹部の過去なんて子供たちは観たくないだらうといふ意見もネット上で見受けられるが、子供に飽きさせず手短に提示するのが作り手の手腕だらう。
長峯達也さんは子供を舐めてゐるのではないか。