『妄言師@無銘の銘柄.jp』アーカイブ

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『坂の上の雲』第3回

妄言師は文字放送で観てゐる。普通に観てゐるだけでは分からない情報を得られるのが利点だ。たとへば、松山城の池で鎮台に虐められた2人の少年が高浜虚子河東碧梧桐だといふのは、文字放送でなければ分からない。
ドラマの後半は陸奥宗光と川上操六とに翻弄され、盟友・山県有朋にも突き放された*1伊藤博文が開戦へと腹をくくるまでが描かれた。伊藤を演じたのは加藤剛さんだが、久しぶりに観た加藤さんはヒゲのせゐもあつてか随分と爺さんになつたなあ・・・・・・と思つた。

  • 追記。大河ドラマで主役を張つた俳優がたくさんでてゐるが、歌舞伎俳優が出てゐない。やはり古典系は髷がないとお呼びでないのかな。

*1:俳優座文学座の看板俳優が対峙する、なんて贅沢な。