『図書』増刊号

岩波新書創刊70年記念『私のすすめる岩波新書』･･････著名人からオススメの1冊（から3冊）を挙げて貰ふこの企画。実は10年前にも同じ企画が行はれてゐて*1、比較をしながら読んでゐる。阿久悠・朝比奈隆・網野善彦・阿部謹也･･････前回参加してこの10年で亡くなつた人たちは、“ア” だけでもこれだけゐる。○|￣|＿

• 追記。創刊70年フェアと銘打つて、著名人たちの挙げた本が帯付きで店頭に並んでゐる。今回は50点54冊（10年前は60点62冊）、10年前と共通して登場した本を以下に挙げてみる。まさに “ザ・岩波新書” とも呼ぶべきものばかりだ。
  • 赤版 『万葉秀歌』 『零の発見』 『禅と日本文化』
  • 青版 『新唐詩選』 『平家物語』 『インドで考えたこと』 『日本の思想』 『歴史とは何か』 『ヒロシマ・ノート』 『栽培植物と農耕の起源』 『羊の歌』 『名画を見る眼』 『知的生産の技術』
  • 黄版 『イギリスと日本』 『物理学とは何だろうか』 『バナナと日本人』
  • 新赤版 『地球環境報告』 『ボランティア』 『共生の大地』 『やさしさの精神病理』

何とも恥ずかしい話だが、読了したのは『零の発見』と『知的生産の技術』だけだ。

*1:岩波新書創刊60年記念『私の薦めるこの1冊』。