2008-08-05 特集・NHK歌謡コンサート『阿久悠 歌よ時代を語れ』 NHK・音楽 北原ミレイさんの『ざんげの値打ちもない』、この歌には“幻の四番”があり*1、先ほど披露された。捨てた男性を刺したであらう*2主人公の女性が鉄格子越しに空を見上げるといふ内容だが、削除して正解だと思つた。 内容が怪しからんといふのではない。肝心なことを書かず匂はせる程度にとどめておく方が、却つて余韻が残る場合もある。阿久悠はそのことに気付いたから、四番をカットしたのだと思ふ。 *1:つまり現行の四番は、本来五番に当たる。 *2:男性がどうなつたのかは分からない。