『妄言師@無銘の銘柄.jp』アーカイブ

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北京五輪記念・第139回芥川賞発表

楊逸(ヤン・イー)著『時の滲む朝』
時が滲む朝
文藝春秋のサイトでしつこく “更新” ボタンを押し、受賞作が決まると慌てて買ひに行く。たのむから単行本が出てゐない作品を受賞させてくれ。もしも羽田圭介さんの『走ル』が受賞したら、川崎まで行かなければならなかつたゾ。
実はけふもラゾーナ川崎までサイクリングをして、丸善で平積みされてゐたこの作品を買ふか否かで迷ひ、結局買はずに帰つてしまつた。
今回は完全に北京五輪シフトだつたな。通常、文藝春秋からの作品は、8月10回に発売される『文藝春秋』9月号が出るまで単行本が発売されることはない*1。だが今回は北京五輪が始まる前に単行本を出して、話題を作つておきたかつたのだらう。

*1:2月(3月号)と8月(9月号)とに受賞作が掲載されるのは、雑誌の売り上げが低い月だつたからである。なほ単行本は8月下旬に発売される。