『妄言師@無銘の銘柄.jp』アーカイブ

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福田首相、党首会談にて小沢代表に大連立を呼びかけ

その場で断ればいいものを “提案を持ち帰つて協議する” といふことは “その気がある” と捉へられても仕方がない。
これを書いてゐる最中に “民主党は連立には応じない” といふニューステロが。だとしても、なぜ “持ち帰つた” のかを小沢代表は説明をしなければならない。

  • 追記。自民・民主による大連立政権構想を読売新聞がしきりに主張してゐる。読売首脳陣は選挙のことを考へたことがないのか?
  • さらに追記。3日付の読売新聞社説が掲載された。

衆院解散・総選挙で、与党が勝利し、政権を維持しても、参院で野党が過半数を占める状況は変わらない。しかも、長ければ10年近く続くと見られる。
(略)
小選挙区自民党民主党が競合していることを理由に、大連立を困難視する声もある。だが、これはおかしい。大連立にあっては、大政党同士が、国益や国民生活の問題の解決にどう具体的に貢献し、成果を上げるかを競うことが大事だ。その結果を総選挙で問えばよい。

“競うことが大事” なら、なにも組む必要はない。上げた成果は所詮自民党の手柄にしかならない。参院で野党過半数が10年続くなら、総選挙で民主が勝つやう密かにキャンペーンでも張ればいい。読売新聞には自民党が野党に転じると何か困ることでもあるの(w*1

  • さらにさらに追記。下のアドレスによると、渡辺社長は政界で大連立を説いたあげく、衆院中選挙区制に戻せとまで言つてゐるさうだ。3日の社説には “中選挙区制” なんて一言も書いてゐないゾ。民主主義のあり方を無視し “大連立、大連立” と声高に叫ぶと、いいかげん世論の反発を買つて部数を落とすよ(w

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071031/plc0710310133001-n1.htm

*1:渡邉恒雄社長の政治ブローカーとしての一面が公になるのをおそれてゐるのかも。