『妄言師@無銘の銘柄.jp』アーカイブ

2019年1月まで更新していた、はてなダイアリー『妄言師@無銘の銘柄.jp』を保管しています。

けふの読売新聞

朝刊のウィークリー時評で『初音ミク』が取り上げられてゐた。執筆者は鈴木謙介さん*1。一部を以下に引用する*2

初音ミクの例で言うなら、彼女が登場したところで、ものすごく上手なボーカリストの仕事はなくならないが、あまり巧くない代わり安く雇うことのできたボーカリストは、仕事を失う可能性があるということだ。実際、初音ミクくらいのクオリティで歌わせることができるなら、楽曲を完成させる前の「仮歌」の段階であれば、わざわざお金を払って人を雇う必要はなくなるだろう。
長期的に見ればこうした傾向は、音楽の分野に関する限り、アーティスト志望の人たちの「下積み時代」を、より厳しいものにしていく可能性がある。

初音ミク” でキーワード巡りをしてゐたら、面白い文章を見つけた↓

これにより将来を脅かされるのは誰か? 人間の女性のアイドルたちであり、それにより商売をしている事務所。そう、ホリプロだ。
  『今回のTBS初音ミク騒動について*3』より。

  • 夕刊は漫画家・安野モヨコさんの特集。安野さんは “F記者の、アニメ本と資料や書類でできた要塞のような机” をみて、「この人は、私の本なんか読んでくださってないんでしょうね・・・」と言つてゐるが、実際はどうだらうか福田淳記者?

*1:新聞に書かれてゐる肩書きは、国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員。はてなキーワードに登録されてゐる。

*2:全文を載せてゐるブログがはてな内にあるので、“鈴木謙介” のキーワードで探してくれ。

*3:参照 → http://anond.hatelabo.jp/20071016110137