『妄言師@無銘の銘柄.jp』アーカイブ

2019年1月まで更新していた、はてなダイアリー『妄言師@無銘の銘柄.jp』を保管しています。

もう楽天を信じない

このブログを長いこと読んでゐる物好きな人なら、妄言師が楽天の三木谷氏を嫌つてゐることは分かると思ふ。しかし “陸マイラー” には楽天のポイントは欠かせないので、仕方なく今月から楽天を利用し始めた。早速楽天ブックス諏訪哲史著『アサッテの人』を予約し、けふの正午ごろに届いた。
奥付を見ると “初版第二刷” と書かれてゐる。新刊を予約して“重版”とはどういふことだ!  すぐに返品の手続きをしようとしたが・・・『お客様都合の返品については承っておりません。あらかじめご了承ください*1』・・・お前ら “クーリングオフ” といふ言葉を知らんのか。
慌てて都内の書店を走り回るが、初版本はどこにもなかつた。実は一昨日、銀座で宝くじを買つた帰りに東京駅前の八重洲ブックセンターに寄り、件の初版本を見つけてゐたのだ。
通販なんか信用しないで、自分の足で買ひ求めるべきだつた。_| ̄|○

  • 追記。けふ一日、初版本を探し回るが見つけることは出来なかつた。思ふに、初版本は多く刷らなかつたのではないか。綿矢りささんや金原ひとみさんが受賞したときほどジャーナリスティックではないから、受賞後すぐ完売といふことは無いはずだ*2。だとしたら、受賞後すぐに第一刷を慌てて刷り*3、増産体制を整へてから第二刷をたくさん刷つたと考へた方が自然か。

*1:楽天のサイトより引用。

*2:そもそも、単行本発売は受賞後だ。

*3:版元の講談社は、『文藝春秋』来月号が出る前に発売したいと思つてゐるたはずだ。