皮肉にワラタ〜けふの毎日新聞社説

朝日や産経の社説で笑ふことはあるが、毎日のそれで笑つてしまふのは珍しい。

信じられないのは、小泉前首相の行動である。政権の座を降りたら真っ先に靖国神社に駆けつけるとばかり思っていた。
８月１５日の参拝の後、「戦争に行ってたおれた方々の犠牲を片時も忘れてはいけない」「まさに、心の問題」と語っていた。だから、次期首相が新内閣の記念写真を撮影している同じ時刻に、靖国神社にひとり参り「不肖わが任期中に国家の安全を保てたこと、ひとえに靖国のご加護」と、感謝の誠をささげると思っていた。
　　http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20061222k0000m070188000c.html

「テロに屈してはならない。テロと戦ふ」と言ひながら歌舞伎座で『仮名手本忠臣蔵』を観るやうな人に、そんな筋の通つた行動を求めてはいけない。