『涼宮ハルヒの憂鬱』
『〜憂鬱Ⅵ』『〜退屈』『ミステリックサイン』『孤島症候群(全)』まで視聴。
「ハルヒのポニーテールは反則的に似合つてゐる」・・・激しく同意だ。『憂鬱』Ⅰ〜Ⅵはひと続きのストーリーだが、『退屈』以後はもうひとりの “ハルヒ” 同様、“文化部部員たちによるをかしな日常” が描かれる。
『タッチ』『名探偵コナン』の音楽のパロディなど、小ネタは面白い。
- 備忘。『Ⅵ』で使はれたクラシック曲はマーラーの交響曲第8番『千人の交響曲』。マーラーの交響曲は第1番と第5番しか知らない。気が向いたらチェックしてみよう。
- 追記。『朝比奈ミクルの冒険』『ライブアライブ』『射手座の日』『サムデイ イン ザ レイン』を視聴。
『ライブ〜』、ハルヒとキョンとの変化の兆しが描かれるシリーズ随一の出来。ハルヒはキョンを連れて歩くとき、ネクタイではなく手を引くやうになつた。そしてキョンも、ハルヒの言動に突ッ込んだりぼやいたりするだけでなく、彼女の心中を慮るやうになつた。
『射手座〜』、タイトルの意味はよく分からなかつた。クラシック曲の選曲が面白い。ショスタコーヴィチの『レニングラード』は妄言師が映像作家だつたら一度は使つてみたい曲。
『サムデイ〜』、この回を観て、やうやく彼らのその後も観てみたいと思つた。長門の読書中に聞こえた会話は何か意味があるのか?
総評:『アニメ感想率調査』の方法を用ゐれば、ラスト3回――就中『ライブ〜』――に免じて『名作*1』。『憂鬱』全6回は面白くなかつた。最後に京都アニメーションの今後のために敢へて苦言を・・・
いつまでヲタなんぞ相手に商売を続ける気だ?
*1:ラスト3回がなければ『普通』。