また旅行に行つたゾ・前篇〜失意の地から思ひ出の地へ
- ルート:××*1(東急東横線)→横浜(東海道本線)→名古屋(中央本線)→中津川→塩尻→小淵沢(小海線)→野辺山→小諸(しなの鉄道)→軽井沢(JRバス)→横川(信越本線)→高崎(××線)→××→高崎(八高線)→高麗川→八王子(中央線)→立川(南武線)→××
深夜11時出発、東横線の東白楽で人身事故のためダイヤが乱れ、横浜に着かないかもと焦る。横浜からは『ムーンライトながら』で西を目指す。名古屋に着く直前にラジオで仕入れた情報によると、伊勢・志摩地方に大雨洪水警報が発令中のため、お伊勢参りは諦める。また、全国的に蒸し暑いといふので、避暑を求めて山を目指すことにした。
名古屋駅からは名古屋城も・ドーム球場も見えず、名古屋へ来たことを実感する暇もなく乗り換へ。名古屋から木曽地方あたりは晴れてゐたが、塩尻では雨催ひ。塩尻を過ぎて長いトンネルを脱けたらまた青空が見えた。小淵沢から小海線に乗り、曇りの野辺山で下車。
野辺山は昨年7月、妄言師が出稼ぎに行き、半日でギブアップして、失意のうちに帰宅した忌まはしの地。今回は自転車を借り、JR最高地点の碑や国立天文台に寄り、また昨年旅行バッグを引き摺つて歩いた農道をたどつた。1300メートルを超える高地のせゐか、少しペダルを漕いだだけで息が切れた。
*1:全ての『××』は妄言師の個人情報に抵触、または抵触しかねないための措置。