2006-06-11 『武蔵 MUSASHI』ダビング完了 大河ドラマ あらためて観直すと、吉川英治の小説のドラマ化として期待した人*1にとつては駄作の域に入るだらうが、鎌田敏夫の『“チョンマゲをつけた” 男女7人』だと思つて観ると、さう悪いものではない。 最終回は回想が多いが、おそらく制作費が無くなつて作れなくなつたのだらう。予算の使ひ方が下手なのは、チーフプロデューサー(制作統括)が二人ゐた*2こととなにか因果関係があるのではないか、と放送当時は勘繰つたものだ。 *1:そもそも、米倉涼子さんをお通にキャスティングした時点で、この考へは捨てるべきだつた。 *2:大河は通常1人。