『妄言師@無銘の銘柄.jp』アーカイブ

2019年1月まで更新していた、はてなダイアリー『妄言師@無銘の銘柄.jp』を保管しています。

『功名が辻』第2回

アヴァンのみ視聴。
ネットを泳いで知つたのだが、実は “やまうちかずとよ” の読みもNG。正しくは “やまうちかつとよ” と読むらしい*1

  • 追記。大河ドラマが地方を題材にするとき、地元の学者が考証に就くことがある*2。また特殊な題材の場合は、その道の専門家が考証に就く*3。最近の大河は戦国ものになると小和田哲男さんが考証を手掛けてゐる。小和田さんは戦国時代全般には詳しいかもしれないが、今回は地元の学者をひとりつけるべきであつたと思ふ*4。さういふ人がゐれば、“やまうちかずとよ” などといふいい加減な読み方は絶対に許さなかつただらう。
  • さらに追記(2月1日)。上の追記で「最近の大河は戦国ものになると小和田哲男さんが考証を手掛けてゐる。」と書いたが、小和田さんは『秀吉』以来10年ぶり2度目の登板でした。『利家とまつ』も小和田さんの担当と妄言師が思ひ込んでゐたので*5、上記のやうなことを書いてしまつた。VHSで録つた『利家とまつ』をDVDに落としてゐるときに気付いた。

*1:番組に登場したむかしの教科書にも “かつとよ” とルビが振つてあつた。

*2:武田信玄』の磯貝正義、『炎立つ』の高橋富雄、『毛利元就』の岸田裕之など。

*3:『信長』の松田毅一ルイス・フロイス『日本史』研究の権威)、『北条時宗』の杉山正明(モンゴル側の考証担当、フビライをクビライと呼ばせた)、『新選組!』の山村竜也(新選組の考証担当)など。

*4:山内家は今も残つてゐるので尚更である。

*5:利家とまつ』の時代考証は三鬼清一郎。