『里見八犬伝』後編
信乃はいつのまに道節から刀を返して貰つたんだ*1?
合計5時間、飽きずに観ることが出来たが、この原作で5時間はやはり少ない。むかしNHKが『新・八犬伝』といふ人形劇を制作したが、VTRが残つてゐないならリメイクしてみてはいかが。
- 追記。
八犬伝についてネットで調べてゐたら以下の文章を見つけた。
『八犬伝』の、八人の主人公というアイディアがなければ、黙阿彌の白浪五人男(『青砥稿花紅彩画』)も松林伯円の天保六花撰も、石ノ森章太郎の『サイボーグ009』も生まれなかっただろうし、伏姫という処女にして神女のイメージがなければ、宮崎駿の『風の谷のナウシカ』も生まれなかっただろう。
小谷野敦『伏姫からナウシカへ』新潮社のサイト*2より
石ノ森章太郎の『サイボーグ009』はこの作品の影響下にあるのではないかと、ドラマを観て感じてゐたが、同じところを嗅ぎ取つた方が他にもゐたやうだ。