2005-12-23 『機動戦士ガンダム』第13回 ガンダム 何度も観てゐる作品でも “見落し” はあるものだ。アムロが母親の目の前でジオン兵を撃つてしまふ場面で、兵は死んだものと思つたら「命に別状はない」とのこと。妄言師はジオン兵は死んだ思ひ込んでゐた。それでも考へてみると、母親の目の前で発砲するといふシチュエーションはやはりすごい・・・。 「親は刃を握らせて、人を殺せとをしへしや」・・・このエピソードを観る度に、与謝野晶子の『君死にたまふことなかれ』が頭をよぎる。