『妄言師@無銘の銘柄.jp』アーカイブ

2019年1月まで更新していた、はてなダイアリー『妄言師@無銘の銘柄.jp』を保管しています。

はてな300回記念?  平成16年度私的アニメ大賞

まず参考までに、昨年度(平成15年度)の結果を紹介する。このブログは昨年の4月から始めてゐるので紹介するのは初めてになる。

大賞:『カレイドスター
次点:『プラネテス』『フルメタル・パニック?ふもっふ
ラズベリー:『機動戦士ガンダムSEED
カレイド』と『プラネテス』とは光希桃さんの『第4回 アニメ感想率調査・終了番組評価』でも高い評価を得てゐた*1

では、お待ちかね(え? 誰も待つてゐないッて)、平成16年度私的アニメ大賞受賞作発表。

大賞はGONZO作品が2年連続でゲット*2。しかも今年度は原作モノが大賞・次点を獲得*3。昨年度の『カレイドスター』のあとなので、昨年暮れの段階で 「今年は“受賞作なし” か」と心配したが、年が明けてから『巌窟王』が俄然面白くなつた。あの長い原作で全24回では物足りない気がしないでもなかつたが、テクスチャの多用などの新しい表現を模索した姿勢は評価したい。ぜひ原作者デュマの故郷フランスで放送して欲しい。フランス人の評価を訊きたい!

  • 次点:『BECK

次点の『BECK』は小林治監督がシリーズ構成・脚本・絵コンテ・演出・キャラデザなど八面六臂の活躍をして、原作があるにもかかはらず作品を自分のモノにしようとした点を評価する。妄言師は放送当初は全くのノーマークで*4、「そろそろ切るか」と何度も思つたが、ついに最後まで付き合つてしまつた。
ほかにも『ケロロ軍曹』『げんしけん』『ニニンがシノブ伝』など大賞・次点候補があつたが、『ケロロ』は佐藤順一監督作品でも昨年度の『カレイド』があるので厳しい評価になつてしまふ、『ふしぎ星の☆ふたご姫』での巻き返しを期待する。『げんしけん』『シノブ伝』などの短期のギャグ作品も、昨年の『ふもっふ』に比べると次点にすら推せなかつた。

ファンタジックチルドレン』(FC)が危うく受賞するところだつた。いや、むしろ『FC』は次点ぐらゐに推してもよかつたのだが、長い間抱いてゐたイライラ感のことを思ふと賞には推せなかつた。

*1:参考 → http://www2.pure.cc/~mikimomo/home/omoituki/kanso_ritsu0405.html#shuryo_hyoka

*2:それなのに、『GONZOクオリティ』をキーワード登録してごめんネ。

*3:妄言師は原作モノにはきびしい。

*4:今に至るまで原作を読んでゐない。