『妄言師@無銘の銘柄.jp』アーカイブ

2019年1月まで更新していた、はてなダイアリー『妄言師@無銘の銘柄.jp』を保管しています。

けふの朝日新聞社説と産経抄

http://www.asahi.com/paper/editorial20050223.html
↑註文はつけつつも、概ねライブドア擁護である。
http://www.sankei.co.jp/news/050223/morning/column.htm
昨日のニッポン放送『ラジオ産経抄』が休止した。この番組は翌日の『産経抄』の内容を紹介するのだが、休止の原因は今日の『産経抄』がライブドアについて触れられてゐたからださうだ。

フジサンケイグループの問題にとどまらないと思うので、再び触れる。日本経団連奥田碩会長がライブドア社長・堀江貴文氏の本に批判的に言及していた。少し読んでみて、確かにあきれた。金もうけだけ。この国がどうあるべきかという視点が感じられない。
例えば昨年の『稼ぐが勝ち』。電車の中で化粧する少女について触れている。氏は、全然気にならないそうだ。自分も自己中心的だから、と。あるいは「日本という国も、将来ずっと存在しているかどうかわかりません」と人ごとのように書く。
だから、共同通信のインタビューで、電波は国民の財産という議論があることについて「時代錯誤もはなはだしい」と答えることになる(十九日付本紙最終版)。国家や公共性という観点はまるでない。言うまでもなく、電波、さらに新聞は「公器」なのだ。国民のためにこそ仕えなければならない。
  本日付・産経新聞産経抄』より

「この国がどうあるべきか」…そんなものは政治家が考へる仕事だ。会社の社長は会社の経営を考へればいい。
「言うまでもなく、電波、さらに新聞は「公器」なのだ」…妄言師の母の曰く、「昨年から続くNHKの騒動や、“ライブドア・堀江” が禁句のフジテレビ・ニッポン放送をみるにつけ、自分の都合の悪いことには頬被りをする電波・新聞は「公器」とはいへないといふことが、無学のおばさんにも分かつてしまつた」と。