2005-02-16 今日の『よみうり寸評(読売新聞夕刊)』 雑記 まずは本文を。 〈刃物を持つなんて卑怯だ〉――わが少年の日々、これは子供たちが広く共有していた思いだった。〈卑怯者〉と呼ばれるのは、とりわけ男の子にとって最大級の屈辱だった。 (中略) 刃物は卑怯――それは長く昭和の少年たちの通念だったはずだが、風化したのか、卑怯をなじるものもいないのか。 (中略) けんかは素手。刃物を持つのは卑怯者。熱血少年のかつての通念よ、よみがえれ! クルル曹長ならこのやうに仰るはず → 「卑怯・卑劣は誉め言葉。“勝てば官軍” だぜえ、く〜くっくっくっ・・・」