『妄言師@無銘の銘柄.jp』アーカイブ

2019年1月まで更新していた、はてなダイアリー『妄言師@無銘の銘柄.jp』を保管しています。

第134回芥川賞発表

昨日、一日中東京都心をうろついてゐた。賞の結果はアキバのヨドバシで知つた。松尾スズキさんが受賞してゐれば、『クワイエットルームにようこそ』の初版本を探し回るつもりだつたが、落選したので探す手間が省けた。八重洲ブックセンターや銀座の教文館ではその日のうちに芥川・直木賞の結果を伝へる手書きポップが立てられてゐた。

宮崎勤被告に死刑判決

宮崎勤被告と宮崎駿監督との違ひ。どちらもロリコンなのに、かたや死刑を宣告された殺人者、かたや世界的な映画監督。宮崎監督は漫画からアニメへと自分を表現する場所を見出し、その性癖が上手い具合に作用して名作を紡ぎ出した。宮崎被告にも性癖を活かせる場所があれば・・・などと今更考へても詮無いことなのだらうが。

初詣に行つたゾ

今更ですが・・・。
浅草寺で “あげまんじゅう” を食べた。美味だつた。饅頭を揚げるといふアイディアに驚愕した。10年前 “もち天” といふ餅を天ぷらにする料理に衝撃を受けたが*1、あの感動がよみがへつた。

*1:餅は焼くか蒸かすか、それ以外に考へられなかつた。

藤沼貴の新訳・トルストイ『戦争と平和』

表紙がソ連版の映画の写真だつた。女性の苗字を男性形にしたのは賛否が分かれるところだらうが、とにかく若い人に読んで欲しいといふ版元の熱意は評価すべき。改版中の新潮文庫版と読み比べをするつもり。

『ベルサイユのばら 完全版』第1巻

数日前、新聞の広告でこの本の発売を知つた。子供の頃に散々読んだのだが*1、後半しかよく覚えてゐない。
第1回は完全にギャグマンガだ。

*1:この作品は、妄言師にフランスを教へてくれた。