文学・読書
一日中晴天だつた。少し寒いが、これで平年並みだといふ。
http://digital.asahi.com/articles/ASJ1L65Y1J1LUCVL023.html?iref=comtop_pickup_02 滝口悠生さんと本谷有希子さんとが受賞。 本谷さんは笙野頼子さん、鹿島田真希さんについで純文学新人賞の三冠王を達成。
久しぶりにリアル店舗で本を買つた。売れてゐるといふので、初版本がまだ売つてゐたら買はうと思つてゐたら発見したので購入した。経済学の知識はほとんど無いに等しいので、読みこなす自信は全くない。少し読んで無理だと思つたらブックオフに持つていかう。
12日から『翔ぶが如く*1』『世に棲む日日』などの幕末ものが配信された。 *1:いまだにこれが一発変換されない。
http://www.jikkyo.co.jp/book/detail/14000003 いま話題の日本史の教科書である。東京都をはじめ、全国各地の教育委員会がこの教科書を採択しないやう現場に圧力をかけてゐるといふ。 どんなものか読んでみようと、神保町の三省堂書店で購入した。 高校の教…
http://www.asahi.com/articles/ASGB96R8JGB9UCVL020.html?iref=comtop_6_03 村上春樹さんは今年も逃した。もう一年楽しみが増えたと思へば・・・・・・。
収録作品についてはこちらを参照。 傑作と呼ばれる初期作品――犯罪・推理小説と幻想小説――が揃へられてゐて、それぞれに面白かつた。特に『人間椅子』と続きが気になる『お勢登場』は秀逸。 『お勢〜』と『木馬は廻る』とに登場した格二郎は同一人物なのだらう…
安吾といへば学生の頃、現代文学の講義で『桜の森の満開の下』を読まされ、短いからといふことで『堕落論』を読んだことがある。 今月と来月と、安吾作品が岩波文庫から刊行される。をととし、生誕百年の際は読み損ねたが、岩波文庫に入つた記念に買つて読む…
ドストエフスキイの飜訳にかけては、吾が国は、恐らく世界一である。という事は、ドストエフスキイにからかわれている事にかけても世界一だという事になるかも知れない。 小林秀雄『罪と罰について』より http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080905bk01.h…